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樹脂型・反転型・雌型・雄型、FRP型・バッキング型・表面注型工法型などなど
型用途・・プレス、鋳物、射出、リム、真空、圧空、コールドプレス、FRP、
検査治具、受け治具・・等々・・・は別として・・・
ゲルコート・サーフェイスコートと言う事は・・講習で・・一通り学習したのですが、実際は・・知らないのと同然でした。
初めて、触ったのは・・バスタブの製作型・・・ポリエステルのゲルコート・・バッキング(裏打ち)は・・エポキシ樹脂+クロス補強型
コールドプレス・レジンインジェクションと言うことだった様です。
この型のポリエステル樹脂のゲルコート層(表面層)をサンドペーパーで・・・磨き仕上げすると言う・・手伝い・・手の指紋が殆ど無くなる
この時・・・「エポキシのゲルコートで・・・磨きが掛かれば・・助かるんだよなぁ〜」
*******「どうして??」
*******「ポリだと・・小さい気泡が無数に出てしまう事が・・結構ある・・、バッキングとの相性も・・・」*****
なんと無く・・・聞いていた。・・・それより、ホントに・・指の指紋が擦れて・・無くなってきた。お水を使いながら、細かいサンドペーパーで、水とぎしていた・・入社祝いで買った腕時計にも水が・・!!。
樹脂型をテーマとすると・・表面層を構成するゲルコート層は・・その用途により、適した材料選定をされる。
磨き・ラッピングや鏡面仕上げ、あるいは、その改修・修正・肉盛り仕上げなどなど・・これも、随分と奥深いらしい
また、金型などの専業者が実施するラッピング仕上げの鏡面で平滑面を出す磨き仕上げとも、樹脂面のラッピングは多少、おもむきを異にする場合がある。
エポキシ樹脂コンパウンドのゲルコートは・・磨き材料としては・・最初から異物混入のしろものと言うこととなる。
根本的に磨き鏡面仕上げ材料のロジックには相反する。
研磨性の異なる複合素材を・・・どの様にすれば・・鏡面を出せる材料として開発できるのか??
表面粗さの凹凸は・・基本的には・・材料硬化収縮に依る反転サブミクロン以下の凸凹・山と谷の高さ深さ・・が性能となる。
これは、充填剤の添加量ではなく、ベースレジン・樹脂・モノマー・ポリマーなどなど、ベース樹脂そのものの収縮率と係わる。
エポキシ樹脂は・・そもそも・・収縮が極めて小さい。表面粗さ測定でも・・反転精度の限界はあるものの・・合格点を得られる。
***** 「いいゲルコート・・ありませんか??」・・九州のメーカーから連絡があった。
*****「いいゲルコートって・・・何ですか??」・・・
*****「10メーター程度の型のゲルコートに使いたいのだけれど・・・磨きが掛けられるエポキシのゲルコート!!」
*****「10メーターの型って・・何ですか??」
*****「**型」・・・なるほど・・判りました。
*****「でしたら・・違う目的で開発進めていたのですが・・****タイプのものどうでしょう??」・・・
結構、優れものと思っていたのですが・・・鏡面仕上がりの限界を感じていました。
*****「確かに、刷毛塗り反転して、ゲルコート面は鏡面上がり・・でも、肉盛り修正面でも鏡面にしたいのですが・・なんとなくもう一つ。指紋が付くと、跡が残るようですし・・・。」・・・
とりあえず・・・我慢して、ゲルコート剤として、試作のエポキシ樹脂を使ってもらった。
****「ブレニーさん・・・鏡面ゲルコート・・ありませんか??」*****(来た来た!!、来ました・・鏡面ゲルコート!!!・・・来ました。)
*** 鏡面ゲルコート・・この言い方はいいですね、僕らは、余り、サーフェイスコートと言う言い方はしない ***
****「どうして??」と聞いた。
****「ヨーロッパからゲル持ち帰ったのだけど・・もっと、いいゲルコート・・欲しい!!」
****「民族派としては・・外国産のゲルコート樹脂、それも、エポキシゲルコート剤と聞いては・・血が騒ぎます!!、任せて・・そうで無くても、鏡面ゲルコート・・積年のうらみ有り・・・ました・・・。」
***** 積年の禍根???・・・はらせるのか・・・・・鏡の様な光沢面を・・ゲルコート新発売 2002年11月
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■ クロゲルGM-1840
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