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■ 掲示板の記録・・記事No.491 Re:アルミ鋳物とグラスロービングエポキシ積層板との接着 ■ 趣味でエポキシ樹脂を使っているので |
491 この記事にコメント Re:アルミ鋳物とグラスロービングエポキシ積層板との接着 Taku 2004/03/06 08:21 p8020-ipadfx01sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp よこやりレスお許しください。 趣味でエポキシ樹脂を使っているので、全く的はずれかもしれません。 お許しください。
私は、単純に「ガラスロービング」・「ガラスクロス」ではなく、もっと粘りのある素材を使ったらどうかと思いました。 「ケブラーロービング(アラミドロービング)」・「ケブラークロス(アラミドクロス)」。 これらロービングやクロスに樹脂が含浸したら、ケブラーロービングをハサミで細かく1mm以下ぐらいにし、これを樹脂に混ぜて、表面に塗布し、また、隙間があれば充填します。 こうすることにより、樹脂そのものの、薄肉時の「割れ」のような「欠け」のような現象も防げると思います。 また、ケブラーで作った板は、その面をやすりがけすることにより「毛羽立ち」があり、これも接着強度の増強に一躍かっていると思います。
私の場合、樹脂は「GM−6800」です。 例えば、GM−6800で1平米200gほどのカーボンクロスを3〜4枚積層し、「カーボン板」を作って、その、カーボン板同士をT字状に接着したい。こんな時、GM−8300を使えば一発で解決しますが、上記のような、ケブラーロービングを細かく切ったものをGM−6800でパテ状にし、接着面を#80ペーパーで荒らし、隅に肉盛り接着すれば、粘りのある接着強度が得られております。ただし、強度試験などはしていませんので、あくまでも私の経験的な主観です。
ただ、ケブラー自体はかなり「しなやか」で、同じg数のカーボンクロスの積層ものと比べれば「柔らかい」印象があります。 とすれば・・・、ケブラークロスだけではなく、カーボンクロスとの抱き合わせや「ケーブラーカーボンクロス」といった素材もよいかと思います。 |