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■ 掲示板の記録・・記事No.178 ラジコンエンジン・・クランクシャフト内に充填して圧縮比を ■ エンジンのチューニングに最適な造形接着剤を |
178 この記事にコメント Re:ラジコンエンジン・・是非、ダメもとでも・・・お試し下さい。 阿部/ブレニー技研 2001/12/03 12:28 ntt1-ppp32.**nma.ne.jp > はじめまして!私は趣味でラジコンカーを楽しんでいるものですが、エンジンのチューニングに最適な造形 > 接着剤を探してます。目的はクランクシャフト内に充填して圧縮比を高めたいのですが、GM8300GM-8300は > 適してますでしょうか?また他にシリコン系などでお奨めのものがありましたら教えてもらえないでしょうか?又使用条件は温度100度以上、アルコール、ニトロ、合成油等に常に触れる部分でもあります。 > はじめまして、ブレニー技研、阿部と申します。
結論・・・GM-8300ほどのバランス&高性能のものは、市場へ投入&供給できないと思っております。
これで・・ダメであれば・・・違う手法で対策を立てられればと思います。 ですので、是非、挑戦してみてください。
理由・・・実車より・・ラジコンの方が・・ハード=厳しい耐久条件とは思いますが・・・
1.実車・・レース車のライナーとエンジンブロックの隙間5/100程度・・接着&充填に使うと聞きます。 2.エンジンの内部形状を変更するために、肉盛り試作して、テストコース走行します。 3.タービンブレードの肉厚変更=肉盛り接着を実施しました。 4.触媒コンバーター部分に塗布したGM-8300は、ロードスターにて1年程度は外観OKでした。 5.ラジエーター、マフラー修理は・・通常に使用されます。 6.空冷ポルシェのエキゾースト部分では・・1ヶ月程度で・・ハクリが見られました。 7.ガソリンタンク補修は・・GM-8300にて実施されている模様です。 8.実車の鈑金・・溶接肉盛り剤として・・使用されております。 9.新車などのへこみキズのポリパテ塗布前の下地肉盛り剤として・・使用されております。
ご利用のポイントは・・配合比を正確に(K-Kプレートまたは電子天秤)&接着面をヤスリで荒らす=母材を出す、また、常温で早いタイプの接着補修剤ですが、常温硬化後、60℃-3時間程度の加熱処理です。・・3点がポイントです。 ************** ご参考までに・・GM-8300の施工のポイントは **************************** 下記、3点が・・耐久性をUPする&補修施工のポイントとなります。 また、配合比を、所定・・100/10・・にて実施することが耐久性・耐薬品性・耐ガソリン性・耐水性などの確保となります。 キッチン用の3000円程度の1グラムが計れる電子天秤を使う。 http://www.blenny.co.jp/denshitenbin_handy/ または、付属のKK-プレートを使う。 http://www.blenny.co.jp/genus8300_kkplate.htm **穴・亀裂が500円硬貨以上は、アルミ缶などをハサミで切って、補強・・GM-8300の肉盛りの心材に使った方が良いと思いますが **穴・亀裂が5ミリ以下であれば・・3ミリ肉厚程度、多少、肉厚気味にもれれば・・大丈夫なのでは。 ご参考頁は・・ http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_top.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_1p.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_1p18.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_1p22.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_1p25.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_1p27.htm
施工のポイントは・・・取り説にも記載してありますが 1.施工箇所の汚れを良く取り、ヤスリ(同梱/GM-8300-44・・最小の44gsetのみ)などで・・荒らす 2.肉盛りは、最初、・・なすり込むように塗布し、その後、肉盛りする 3.常温硬化後、60℃-3時間以上程度の加熱処理をする などです。 加熱処理の方法は・・・こんなことでもOKです。 赤外線ライトの加熱 http://www.blenny.co.jp/flagship/flagship_torisetu10 http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_2p54.htm http://www.blenny.co.jp/gm_8300ex_maf_bg_3p61.htm 40W電球の加熱 http://www.blenny.co.jp/gm_9002_r57_top.htm http://www.blenny.co.jp/gm_9002_r57_2.htm 発泡スチロールを使った大型の保温箱 http://www.blenny.co.jp/gm_9003_10x_wp/index.htm 温風器を利用しての保温 http://www.blenny.co.jp/new_pdgm9002/pc_1_680.htm http://www.blenny.co.jp/new_pdgm9002/pc_10_680.htm ドライアーを利用しての保温箱 http://www.sannet.ne.jp/blenny/q5_answer0306.htm
------ 何回か頂いた--ご質問 「塗布後には必ず加熱処理が必要なのでしょうか??」 ----------- 作業過程で「50〜80℃の温度帯で加熱処理することで性能を引き出す」とありましたが、 塗布後には必ず加熱処理が必要なのでしょうか。自然乾燥ではダメなのでしょうか。 GM-8300の硬化後の加熱処理ですが(=アフターキュアーまたはポストキュアー、アニーリング等々) GM-8300含めてですが、常温で60〜70%の硬化状態となります。 これを加熱しますと、例えば、60℃程度ですと・・・30分間・・・一旦、柔らかく強度低下して、その後、性能上昇していきます。ですので、その間に・・・圧力・応力・薬品など掛かりますと・・・一番、弱い状況での・・・破損につながる恐れがあります。 *** このため、塗布・肉盛り後、常温硬化+熱処理を実施した方が・・良いと思います。 ******* 常温硬化 〜 加熱処理・・間の硬化物の変化はもろい状態 〜 一旦、柔らかい弾性状(更に硬化反応進行) 〜 靭性状態と変化するという状態です。 ある程度、エポキシ樹脂に関しては、全般的に同様な傾向となります。 また、耐熱材料(中温硬化タイプ)になるほど・・・80℃〜100℃の加熱処理を前提とする材料などは・・・一層、極端にこの変化が現れます。 他、ご参考頁関連・・ ////////////////////////// 接着剤用途では・・より強力なと言う事であれば・・GM-5520/アルミetc構造接着剤・・ GM-5520関連・・エポキシ系構造用接着剤・・アルミ〜各種金属用接着剤 動画 65MB・・3分00秒 アルミ接着板を、たたいて、たたいて・・自動車修理部門/高橋石油・・ http://blenny.ddo.jp/gm5520/gm5520_fa1ex0_1mov.htm 動画 144MB・・5分32秒 タイミングカバー修理の時・・アルミ板接着・・たたいて、バーナーであぶって、たたいて壊して・・ http://blenny.ddo.jp/tm_cover/images/VCLP0002-web.mov 動画 72.2MB・・3分13秒ラジエーター増設・・アルミ製作ブラケット接着・・タッピング併用の接着固定・・ハンマーでたたいて、壊して http://blenny.weblogs.jp/summary/2005/08/post.html http://blenny.ddo.jp/gm5520/rally_k_tataite_mov.htm //////////////////////////// モノマガジン・・新製品リポート http://www.blenny.co.jp/gm8300_mono020416.htm ラジコン技術・・空き缶を利用した・・空き缶マフラーの自作記事〜(カーボンマフラー製作の挑戦まで) http://www.blenny.co.jp/muffler/ http://www.blenny.co.jp/cfrp_muffler/ 修理がOKとなりますよう、祈念致します。 **************************************************************** |