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■ 掲示板の記録・・記事No.186 ジェリーキャストについてとっても ■ 有限会社アルテクノの石川と申します |
186 この記事にコメント ジェリーキャストについてとっても知りたい。。。 有限会社アルテクノ 2001/12/25 20:13 c204097.ppp.asahi-net.or.jp こしあんさん初めまして、有限会社アルテクノの石川と申します。 ご質問にお答えします。 ジェリーキャストは工業界での分類は熱可塑性スチレン系の超軟質エラストマーという物に属します。 スチレン(CDケース、使い捨てホークなど使用されています。)に特殊な添加剤を加えることでジェリーキャストの柔らかさを出しております。 そのため溶かす時間が長いとスチレンと添加剤が分離してしまい、その結果溶融後にべたつき感が出てきてしまいます。 使用書にも書いてありますが、ホットプレートのメーカーによっても溶け方に時間の差が出ます。 小さめの金の容器に平らに入れて、フタ(アルミホイール等でもOK)かぶせることで金の容器自体が早く設定温度に達し素早く容器のジェリーキャストが溶融させる事が出来ます。 一回冷えてから溶かすとべたつきが少なくなるとのことですが、こしあんさんの溶かし方が上手なためだと思います。 溶かし続けるとだんだん量も減ってくる?? その通りです、一般のプラスチック(CD、ホーク)同様に火を付ければ燃え上がりるのと同じくにジェリーキャストもだんだん煙と共に消滅していきます。 使用書にも書いてありますが、色々試しましたがブレニー技研さんのエポキシ用着色剤がお薦めです。 ただし、4%以内であればべとつき感もなく仕上ります。 前当社にて油絵の具を混ぜて着色したと、臭いところべとつきが出てしまいました。 めっちゃ難しいとのことですが、溶かして流すタイミングを掴んでいただければ難しくはないと思います。 くれぐれも、直火は禁止です。 ご参考までに、作り方、作品集をhttp://www.mmjp.or.jp./altechno/にてUPしております。 尚、新規日本語のドメイン名:アルテクノ.COMでも開くことが出来ます。 |