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■ 掲示板の記録・・記事No.274 かなりいいレベルで解決出来るのでは ■ カヤックを凹ませてしまいGM-6800で修復・・もう一つ綺麗に修復 |
274 この記事にコメント Re:気泡と変色・・・かなりいいレベルで解決出来るのでは!!・・・No.1 阿部/ブレニー技研 2002/05/31 20:30 ntt1-ppp595.gunma.sannet.ne.jp > カーボンエポキシで出来たカヤックを凹ませてしまいGM-6800で修復しました。 > ただ、凹んだ部分に持ったエポキシに細かい気泡(遠目では白く見えるような)が入ってしまいもう一つ綺麗に修復出来ません。 > 使い方なのか、他の補修方法を考えた方が良いのか悩んでいます。 > 是非ともアドバイスをお願い致します。
小生などが、アドバイス・・と言う・・レベルではないのですが・・・ほぼ、GM-6800などの材料では ほぼ、完璧にできるのでは・・と思いますが・・。
プロの方々が、ペーストに近い様な粘度の高いエポキシ樹脂やウレタン樹脂などを使って、気泡の無い樹脂製品を 数々、製作していたことを、幾度か拝見したことがあります。
真空引きもしないで・・どうして??こんなの出来るという・・すごい技でした。
で、GM-6800を使うことにかけては、お粗末な程度のコメントとなるのでは、と思っております。
***** Genus ジーナス GM-6800を使用して、気泡の無いもの・・・ポイントは
現実の作業状況などを・・想像しますと、加熱・昇温とキンチョール・・・
1.加熱・・・は、エポキシGM-6800の主剤、硬化剤そのものでは・・なく
カヤック・被着体・接着面・CFRP面・FRP面、などなど・・・対象物の塗布・接着面・肉盛り・流し込み・修理面
を・・・加熱&昇温させます。これにより、接着力は結果的にUP、ぬれ特性もUPし投錨効果もUPします。
被着体面にエポキシ樹脂/GM-6800が触れた・流し込んだ・当たった瞬間から・・・粘度低下が始まります。
冷えている・・被着体面・カヤックのカーボンFRP面に流し込む・コーティングする場合、逆に・・粘度上昇して
気泡は抜けにくくなります。
金型の修理でも、多少、異なるでしょうが・・型自体は、かなり高温にしてから溶接することと似ています。
また、エポキシ樹脂やその硬化剤の温度を上げるより、被着体・接着面の温度を上昇させた方がポットライフの確保
をする上からも、有効です。
接着面・補修面の温度をUPさせておくと・・エポキシ樹脂の主剤と硬化剤の反応により、GM-6800自体の自己発熱に
より、作業後・・・硬化直前まで、粘度は低下し続けて、硬化する直前に急激な粘度上昇からゲル化&硬化と進みま
す。------- この低粘度化&ポットライフの時間のバランスで・・・気泡は、自己消滅してしまいます。 |