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■ 掲示板の記録・・記事No.352 GM−6600とGM−6800の硬化について教えて ■ データシートを見ますと、常温硬化(23℃)7日硬化で、その次に「常温硬化+60℃ー2hr加熱硬化」となって |
352 この記事にコメント Re:硬化についての質問・・お世話になります。新宿店の・・拡大写真を見ると、お楽しみ!! 阿部/ブレニー技研 2002/10/09 22:02 ntt1-ppp1223.gunma.sannet.ne.jp > 阿部 様 > 日頃、大変お世話になっております。
こちらこそ・・大変、お世話になります。
*** 新宿店のグライダー・・拡大写真を見ると、お楽しみ!!・・と言うか・・あっ!!一本無い?? その内!!!
> GM−6600とGM−6800の硬化について教えて下さい。 > > データシートを見ますと、常温硬化(23℃)7日硬化で、その次に「常温硬化+60℃ー2hr加熱硬化」となっています。 > この、「常温硬化+60℃ー2hr加熱硬化」のときの、「常温硬化」は23℃で7日間を指していますか? > それとも、23℃24時間ぐらいでも60℃2時間加熱は硬化ありですか? > 例えば、一般的に、23℃7日間が100%硬化で、更に60℃2時間加熱硬化したほうが「硬い」と考えた方が良いのでしょうか。 > 23℃キープの場合の、時間の経過と硬化具合(?)、上手く言葉に出来ませんが、最大接着強度とでも言いますか、それに要する時間が判ると嬉しいのですが・・・。
はじめから・・すいませんと、お詫びしておきます。
データーベースでのレスでは無いのですが
> この、「常温硬化+60℃ー2hr加熱硬化」のときの、「常温硬化」は23℃で7日間を指していますか?
---は、7日間では無く、大体、12時間〜24時間以内程度です。--- あくまで、常温にて硬化後と言う。
> それとも、23℃24時間ぐらいでも60℃2時間加熱は硬化ありですか?
もちろん---ありです。
> 例えば、一般的に、23℃7日間が100%硬化で、更に60℃2時間加熱硬化したほうが「硬い」と考えた方が良いのでしょうか。
---23℃7日間が100%硬化--と言うことは--ほぼ無いと思います。
---更に60℃2時間加熱硬化したほうが「硬い」と考えた方が良いのでしょうか。--硬いと言う事ではなく、強いとか
---靭性が出るとか、物性が上がる、破壊エネルギーが増大するなどなどです。
例えば、5分間硬化タイプと表示している・・メルカプタン硬化剤タイプのエポキシ樹脂の多く?一部?大半?は
常温速硬化として使用されると思いますが、常温-1時間〜**日間以上の加熱しない・常温硬化時の特性・物性と
100℃−数時間の加熱処理後の性能は・・極端にことなります。・・・遙かに、ねばりが出て、もろさが改善されます。
で、この類のエポキシ接着剤などは・・・5分間硬化タイプと言うより、ホントは、常温速硬化+加熱処理にて本来性能を発揮しますと・・・具体的に数値の表記をしますと・・・驚くと言うか・・・ケースバイケースのご利用方法を使われる方が・・判るのではないのかと思っている・・・次第です。
> 23℃キープの場合の、時間の経過と硬化具合(?)、上手く言葉に出来ませんが、最大接着強度とでも言いますか、それに要する時間が判ると嬉しいのですが・・・。
---23℃キープの場合の、時間の経過と硬化具合(?)、上手く言葉に出来ませんが、最大接着強度とでも言いますか、 この温度の場合、時間を掛ければ、掛ける程、向上していきます。
---あえて、23℃キープであれば、お使いの用途を考慮しますと、48時間--2日間以上ではないでしょうか
---通常、テストピースの厚みは、曲げ関係で4ミリ厚み、引っ張り関係で2〜3ミリ厚みですので、0.5とか1ミリ以下などの硬化進行状況と測定するテストピースには・・・ずれが生じます。--- ですので。
*** GM-6600&6800は、常温硬化後、時間経過しても、硬く&脆く・・ならないように開発しました。製作後、半年とか1年、室内にて経過した場合・・・なんか、パリパリで、やけに脆いと言うことが・・無い材料開発を目的の一つにということです。
*** また、40℃以下での加熱処理は---加熱処理の意味合い===効果が少なくなります。50℃以上の温度処理により、熱処理の効果を発揮してくると思います。
*** 材料的には・・・80℃--5〜10時間以内限度を一つの、フルキュアー限度と見なせば、良いのではと思います。
*** で、最低限度の処理は・・・50℃---数時間と言うことでは---と思います。
> よろしくお願いいたします。
では、また。 |