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始まりは・・
●2005年・・夏のソーラーカーレース/鈴鹿・大阪/堺のギガ-3参戦とのことで、
久々、エポキシ樹脂+発泡スチロールの車体ボディーは、どうなっている・・
作ってから3年経過した状態は興味も手伝い、出かけた。
昨年、2005年8月?頃・・ギガ-3さんより電話あり、岐阜の高校の先生とソーラカーの製作のことで、工法の工夫等々いろいろ話したとのこと・・・。
●2006年夏、鈴鹿ソーラーカーレースは、「じくじ」たる結果だった・・が
●2007年・・ソーラーカーレースに向けて、ブラッシュアップした模様。
より、シンプルに-洗練されたソーラーカーのシャーシー・フレーム製作、ボディー製作となっている。
自然と低コスト-短期間での製作、スケールモデルの製作までしている余裕・・益々、製作のセンスが良くなっている・・
かるく・コスト安く・作り易く・・・納得した製作のチャレンジが続く・・模様。
製作記録の写真日時を拝見すると・・3月に発泡スチロールのボディー製作をしている
2006年は・・5月のボディー製作写真だった・・
ソーラーカーレース・鈴鹿観戦・・8月6日 エンジョイクラス ゼッケンNo.70 群馬県からの参加組・・No.64 岐阜県立可児工業高等学校のソーラーカーチームは、
http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_suzuka2006/web1600p/Source/Thumb1.html http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_suzuka2006/web680p/Source/Thumb1.html
岐阜県立可児工業高等学校・・ソーラーカーの製作・・車体製作・・新たな挑戦 FRP製作の工夫 |
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ソーラーカーの製作、作り方 **・・接着剤、FRP製作・・ひとつの疑問・・教えて頂いた
簡単には、聞けない・聞いたら・・面白くない・・発泡スチロールを溶かさないとは?
ひとつの疑問・・簡単に・・聞いてはならない・・・ものづくりが底流にある・・設計思想が伝わってくる
・・バーズアイ・俯瞰図的な見方は、慣れるに従って、出来なくなっていた・・
** 目からウロコの 発泡スチロールを溶かさないって 答えがゆっくり、待っていた **
ソーラーカーの製作方法・製作記録・作り方などなど・・どんどん、公開して下さい。と言う・・感動さえする。
ソーラーカーの製作で、これ程の係わりを持つとは、思ってもみなかった。
2005年、カーボンのCFRPでのご相談は別途、頂いていたが、
今回は、アルミフレームで・・アルミのシャーシを溶接しないで、接着剤で・・できないだろうか?
最初、接着剤に対しての・・不安をお持ちのご様子と見受けた。それは、接着剤を開発する小生どもだって、
溶接などの、アルゴン溶接の現場を、何回も見ていれば
金属をガスで加熱して、溶けませんか?・・・と言う・・心配もするぐらい。
県工試の金属関係の担当官に、エンジンのフィールドテストを見せたことがある。
最近の接着剤は・・すごいね。(多少のリップサービスも?)
しかしながら、金型の溶接修理の現場などは、ロー付けどころではない・・
接着とは、別の次元の体験だ。金属を溶かして、接合すると言うことについての・・
何となく、接合強度に対しての、引け目も・・正直、脳裏にすり込まれてしまっている。
よく、溶接関係の方々から、エポキシ樹脂の接着剤の相談を受けたときは・・
スポット溶接、ミグ溶接、ロー付け等々と金型などのアルゴン溶接修理は、ちょっと・・様相が違う。
アルゴンが・・一番印象に強く、刻み込まれている・・ので
なので、・・・なぜ、なんで、接着剤のご検討を連発してしまう。
このエポキシ樹脂の仕事に係わって、最初に、溶接と接着剤を身近に体験したのは、
軍需関連の産業メーカーとの、折衝だった。
我々、化成品メーカーと、溶接関係会社・・2社を応接室に呼びつけ、首実検のご面談。
学卒当時の小生などは、質問のくどさに、いやけがさした。
当時のエポキシ接着剤と、今回のGM-5520などは・・・隔世の感がある。それほど、その性能は異なる。
マイナス40度の低温テストの場合など、自動車の板金の、しっかりした塗装でも、
シマウマの縞模様の様に、きれいに、ひびわれ、鋼板からパラパラ脱落し
下地の鉄板は・・塗装前のピカピカの状態となる。
その後、塗料の脱落した自動車の板金・鉄板が、お餅かゴムの様に伸び、
試験片の自動車ボディーの板金は、極度に変形し、伸びて、ちぎれる。
接着した箇所は・・・そのまま、接着した状態で・・びくともしない。
現在の、GM-5520/エポキシ接着のレベルは、溶接関係のご相談頂いた方に
アルミ板の接着見本を提示すると、こんなに、強くなくていいんだよ!!
セットタイムを・・とか、そんなご返事を頂く。
中部地域で、何回も自動車のボディー・板金接着の同席をしたことがある・・
やはり、接着強度に対しての疑心は根深い。
理解できないこともない。
だって、われわれが・・責任を持ちますとか、絶対大丈夫ですとか・・表明することはない。
それは・・御社の、貴方の責任で・・とお応えする。それが、我々の守備範囲と思っている。
今回のこの岐阜県立可児工業高等学校(かに工業高校)の先生は、
・・エポキシ接着を有効活用し、考案・工夫も折り込み
多分、接着のいいとこを・・引き出して頂いたのではないかと思う。
*** のみならず・・だった!!
*** えっ!! ぶったまげもの!!!
FRP製作を・・水と・・
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ガラスクロスを使わないFRPだから・・ちくちくしない、かゆくならない、
ガラスが飛び散らない。・・ガラスクロスを使わないから・・。
ガーゼを水で濡らして、発泡スチロールに貼ってしまうので、FRP作業がラクラク・・!!。
水で濡れているので・・エポキシの作業が・・しやすい&しやすい!!。
500ピクセル 1200ピクセル |
500ピクセル 1200ピクセル |
エポキシ関係、数社・数人と話したが ・・異口同音に・・ ちょっと驚きが、かくせない・・ 今度の鈴鹿ソーラーカーが・・楽しみ 解説付き写真レポートを受信 ホントだ!! ガーゼに水をかけて・・!!! クリックにて拡大・・1200 1600ピクセル バシャバシャ・ウェットガーゼ でFRP製作/市橋工法 レポート続く・・・ |
2006年 6月 29日--ソーラーカーの製作で もしもし、岐阜の市橋(岐阜県立可児工業高校)ですが、電話が入る ・・なんか・・とんでもない、FRPの製作方法をやっているみたい 朝から、エポキシ関係の各位に、電話をかけまくった こんなこと・・聞いたことある??
エポキシ関係数社・数人と話したが・・異口同音に・・ 「ガーゼ」 「 水」 「どんぐりコロコロ」-- 発泡スチロールのボディー 独創的なつかえる工法の様相だ・・続く |
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資料提供 岐阜県立可児工業高等学校(かに工業高校)・・市橋先生・・2006年 6月 29日 1-62枚-1280ピクセル写真--2006年ソーラーカーの製作写真集(実際は、61枚写真集) 2007.7.3 http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_ths2006_ddo/web_1_62_1280p/Source/Thumb1.html ソーラーカーの製作・・車体製作・・新たな挑戦 FRP製作の工夫 エポキシ樹脂-GM-6600&「どんぐりコロコロ-No.8/GM-1508」-構造用接着 GM-5520 |
ブログ投稿記事・・・& ソーラーカー製作 資料提供 岐阜県立可児工業高等学校 市橋先生 |
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ソーラーカーレース観戦記録・・・ |
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の鈴鹿サーキット |
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2006年8月6日(日)4時間耐久レース ***ポジションより第1ヒート・・スタート*** |
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の鈴鹿サーキット |
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レース模様・・動画・・**75.1MB/3分20秒 |
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2007年のソーラーカー製作は、発泡スチロールの材質選定から、アルミ製フレームの溶接組み立て・アルミ薄板の接着まで、
ソーラーカー自作にてレースに参戦・・ギガ-3(GIGA-3)の特集サイト/2002、2005年
***** 高性能FRP製作用エポキシ樹脂、接着、補修用エポキシ・・ご利用、ありがとうございました *****
GM-6600、GM-5520(構造接着用)
GM-1508(開発コードネーム:どんぐりコロコロ-No.8/2007年・春・発売予定)
http://www.blenny.co.jp/solarcar_kani_ths2006/
http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_ths2006/
http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_suzuka2006/web1600p/Source/Thumb1.html
http://blenny.ddo.jp/solarcar_kani_suzuka2006/web680p/Source/Thumb1.html
2007年ソーラーカー製作&レース観戦特集サイトへ
ソーラーカーの製作写真とレース観戦
鈴鹿 2007 Dream
Cup 8/3・4(土)・5(日)---特集サイトTOP頁
昨年2006年の製作経験をたたき台として、全般的にブラッシュアップしている。
エポキシFRPや型製作を省く-車体、ボディの製作方法を実践しながら、飛行機模型や、自動車のマスターモデリングなどにも採用される-軽量骨材=マイクロバルーンを配合した自作パテを工夫し
ボディ自体は、低コスト=安価=安く製作する。短期間で製作できる。形状変更や設計変更、改造・改修もしやすい製作方法などを写真入りで、解説・公開している。
製作期間の短縮とコストダウンを達成した分、ソーラーカーとしての性能・機能パーツへ経費を振り向けることが出来、また、スケールモデルも製作が実現できたことにより、実機製作への完成度も高まったと言えないだろうか・・・。
2006年に続き、2007年では
2007年9月 レースも過ぎ、お会いしたチームの方々の言葉や、市橋先生の話を思い出していた・・
1.去年は、FRPでボディー製作したけど、このどんぐりとカネライトフォームの組み合わせ・・凄い・・いい
2.簡単で安く、しかもカーボンと違って通電しないから、ショートの心配がぜんぜん・・無いし
3.なんで・・どんぐりコロコロ・・上市しないの!! なんか販売しないわけあるの!!??
そして、きわめつけは・・市橋流の・・説明を電話にて、教えて頂いているとき・・・
最初は、発泡スチロールに塗って、溶かすと、どんぐりコロコロがしみ込んでいて・・
「発泡スチロールに・・しみ込むって??、しみ込みがいいと言っても、発泡スチロールにしみ込むって、理解出来ない」
でも、カネライトフォームに塗ったときは、また、しみ込み方が全然、違って・・・
「これって、自分でも確認しないと・・と思い始める・・・」
恥ずかしながら、今更ながら・・
「カネライトフォームに塗った感触は、コンクリートでも、木材でも、コンパネでも石膏ボードやもちろん紙・ダンボールなどでもなく、新感覚・・」
「じぃわ〜っと、しみ込んでいって、しみ込みすぎず・いい感じでコーティングできてしまう。」
使用量の測定をしたら、200g/1平米--1回塗り、100g/1平米--2回目のコーティング
200g/1平米--と言う塗布量は、意外に多く、コンクリートへのプライマー施工の標準値と同一。これなら、強度UPもできると納得。
市橋流・・いわく・・表面はカチカチでも、かたすぎない、中はもちもち・・
かたさと柔らかさの・・絶妙なバランスの良さが、カネライトフォームと言う均質な素材のエポキシ-どんぐりコロコロの安定した吸収量とあいまって、作業のコツとか、ノウハウとか、さじ加減などの製作技術の難易度を、一気に下げる。
結果・・簡単に、安く、早く。しかも、改造・改修も・・バッチリ!!・・・。うそみたいな、製作工法・・と・・。
「発泡スチロールとカネライトフォームに、1回塗り、2回塗りして、溶剤で溶かすと・・・」
「発泡スチロールの粒と粒のあいだに・・しっかり、しみこんで・・溶けたところが・・これって、三次元網目・・・??」
2009年・・発泡スチロール、カネライトフォームに肉盛り&ボディー修正OKの超軽量パテ開発がつづく・・
登録品番--3品番--産学連携の開発商品は、下記、メモリアル商品となる。
GM-2800(秒速/アトム系)
GM-2100(薄肉用/どんぐり系) GM-2110(厚肉用/どんぐり系)
2009年 5月20日〜 新商品開発プロジェクト/群馬大学 社会情報学部、CIT 中央工科デザイン専門学校、ブレニー技研
産学学連携プロジェクト/群馬県内の産学連携のぐんまブランド創出のこころみ
ワーカブル・・えっ!!サクサク削れる、FRPピット内で秒速修理、緊急接着&超急速硬化の秒速エポキシ
sgg2009産学連携の商品企画・・特集TOPへ
新商品開発プロジェクト・・・中央工科デザイン専門学校 CIT・群馬大学 社会情報学部・ブレニー技研
http://www.blenny.co.jp/sgg2009/ http://www.blenny.co.jp/sgg2009/
開発ネーム「どんぐりコロコロ-No.8」登録番号 GM-1508・・2007年 春 発売予定・・準備中 正式販売までは・・販売元 アルテクノ・・Web オーダーフォーム 9頁/特注注型用製品にてご用命願います。 「ありそうで・・無かったかもしれない・・エポキシ・・高性能ベースレジンGM-1508」 開発コード名・・どんぐりコロコロNo.8・・2007年9月中-下旬・・新発売 柔らかさがオレフィンなみで-耐ガソリン性あり、水分反応するので・・じめじめのサビごと-サビ止め 含浸率の大きい木でも・・しっかりしみ込み、防水処理、細いところもシリンジグラウトOKなどなど 発泡スチロールに塗ったとき、表面は硬く、なかはもちもち・・強度+かるさ・・いい感じ!!
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はてな2008.3.10〜